<3月>安全回覧**サルコペニアってな~に?**

**『サルコペニア』??**

『サルコペニア』という言葉を

耳にしたことはありますか?

聞き慣れない言葉かもしれませんが、

筋力が低下して転倒・骨折を

招くおそれもあることから

注意が必要な症状です。



 

年齢を重ねるとともに

筋力は低下していきます。

特に、昔に比べて

身体をたくさん動かさずにすむ

便利な社会になったことから、

身体の老化が早まることが危惧されています。

一般の人に比べ著しく筋肉量が減少し

筋力が低下する症状を

『サルコペニア』と言います。

 

*2つ以上チェックが入ったら要注意!

□ 同世代の同性より、筋力が弱い方だと思う

□ 片足で立つと、15秒ほどでふらついてしまう

□ 重いものを運んだり、たくさん歩いたりしないほうだ

□ 膝や腰などに痛みが出ることがある

□ 過去1年間に転倒したことがある


***『サルコペニア』を予防するには?**

『サルコペニア』の予防には、

筋力トレーニングでなるべく筋肉量を

維持することが推奨されています。

また、たんぱく質やビタミンD、

アミノ酸などの栄養素を

ふだんの食事でとることが大切です。

きついと感じない程度の、

たとえば腕立て伏せや腹筋・背筋の

運動を習慣化できれば理想的です。

しかし、それはなかなか難しことなので、

ここでは『サルコペニア』予防につながる、

簡単な運動プログラムをご紹介します。

自宅や職場で少しの時間でも良いので、

ぜひやってみてください!

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椅子に姿勢よく座り、かかとを地面につけたまま、

ゆっくり10~30回程度、つま先を上げ下げします。

 


椅子に姿勢よく座り、

両手のひらを片方の膝に置きます。

息を吐きながら、

両手は膝を押すように、膝は胸に近づけるように、

5秒間ほど力を入れて維持します。

反対側も同様におこないます。

左右5~10回ほど繰り返します。

 


手のひらを強く押し合いながら、

5秒ほどかけて、左に動かします。

同様にして、右に動かします。

左右5~10回ほど繰り返します。

 


両手を胸の前で組み、

図のように、左手は左に右手は右に、

5秒間ほど引っ張り合いをします。

5~10回ほど繰り返します。

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日頃からこまめに歩くとともに、

歯磨きをする時などに

1分間ほど片足立ちをして、

からだの機能を維持する工夫もおすすめです。

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